『器用貧乏!?』

『とりあえず、自分でやってみないと気がすまない』器用貧乏な男の雑記です。

味噌作り!

 


ゆうさんです。

5年程前から味噌を手作りしております。

毎年2月の半ばくらいに作っているのですが、今年は少し遅れてこの時期になってしまいました。

味噌づくりは11月から初夏が良いみたいなので滑り込みセーフでしょうか。

初めて作ったのは義理の姉の誘いで近所の「味噌づくり体験」に参加したのがきっかけでした。

 

手作り味噌の味は「かどのない、まるい味」とでも言いましょうか、麹の香りがつよく残る芳醇な味わいで、すっかり虜になってしまったのでした。

 

一見ハードルが高そうですが「味噌キット」としてネットなどで様々な種類が売っているので、簡単に作れます。

 

 

味噌の作り方

味噌キットを手に入れる

私は楽天市場で「出来上がり4kg」の味噌キットを買ってます。

樽は味噌づくり体験の際にもらったものが二つあるので樽なしのセットです。

初めて作る場合は味噌樽もセットになったモノが良いと思いますよ。

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大豆を水でもどす

大豆は水を相当吸うのでタップリの水に一晩浸けておきます。

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もどした大豆を茹でる

もどした時の水は捨てて、もう一度タップリの水を入れて弱火で4~5時間茹でる。

茹でている間にお湯が減ってしまうので、つねに大豆が浸っているように水を足しながら茹でます。

 

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茹で上がった大豆をザルに移す。

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茹でた大豆を潰す

厚手の大きいビニール袋に入れて大豆をひたすら潰していく。

ビニール袋に入れなくても良いのですが、手が汚れないし雑菌が入らないので便利。

最初の味噌づくり体験の時に教えて頂きました。

ちなみに茹でたての大豆は熱いです!冷たくなりすぎると固くなって手では潰せなくなってしまうので、火傷しない程度に冷ましてからが良いでしょう。

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今回はフードプロセッサーも投入してみました。

ラク

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手で潰すと出来上がった味噌の中に潰し損ねた大きな大豆が残ってたりして、それもまた楽しいものなんです。

左が手潰し。右がフードプロセッサー、クリーミィーですね。

出来上がりの食べ比べが楽しみ。

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麹と塩を混ぜる

ビニール袋に塩と麹を入れ、麹に均等に塩が着くように良く振って混ぜる。

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潰した大豆、麹、たね味噌を混ぜる

ビニール袋に潰した大豆、塩をまぶした麹、たね味噌を入れて良く揉んで混ぜる。

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味噌玉を作る

ハンバーグを作る要領で空気を抜きながら団子にしていきます。

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味噌玉を樽に投げ込む

ビニールを敷いた味噌樽の中に勢いよく味噌玉を投げ込む。空気が入っていると、そこからアオカビ等が生えやすくなるため隙間を埋めるように投込んでいきます。

なお、白いカビが生えてもそのまま放っておいてかまわないです。

アオカビ、黒カビが生えてしまった場合はカビの部分を取り除いたうえで、引き続き熟成させて問題ないようです。

 

放り込んでいる瞬間を上手く写せたと満足の写真です。

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味噌玉を投げ込んで空気を抜くように押しながら平らにします。

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空気が抜けるように圧力をかけてふたをする

 ビニールの端をよじって圧力をかけられる蓋をします。

これは味噌づくり用の樽なので便利です。

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 最後に樽の外蓋をして冷暗所に保管します。

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夏の暑い時期が一番発酵が進み、仕込んでから10か月経てば食べられます。

来年の3月かぁ、楽しみです。

 

多少手間はかかりますが、自分で作った味噌は格別です。

初めて作る場合は樽付きのセットを買うのが良いと思いますよ。

材料も必要な分量がそのまま入っているので、量ったりする必要がないので簡単です。

そのあとは、味噌キットでもいいし、こだわるのであれば大豆、塩、麹、たね味噌も個別に選んで作ってみても面白いかもしれませんね。

わたしはそこまでの域には達していませんが…。